「社会人基礎力」への第一歩
「社会人基礎力に関する研究会」の資料を読んでいて
あれ? お!
でしたので、ご紹介します。
「社会人基礎力に関する研究会」の資料の抜粋です。
社会人基礎力を構成する主要能力として
「前に踏み出す力(アクション)」
「考え抜く力(シンキング)」
「チームで働く力(チームワーク)」
の3つの要素を特定しました。
とにかく自分で動き、情報を集めてみるといったように行動を起こせば(「前に踏み出す力」)「なぜ」、「もっとこうしたら」という問題意識が生まれます。そうすると、そのような疑問や問いかけに対し「どうしたらいいのだろう」とできるだけ深く広く考えるようになります(「考え抜く力」)。
確かに、知識社会では個人の力が重要になります。またこれら3つの主要能力をさらに12の能力要素に細分化しました。
「前に踏み出す力」は、「主体性」、「働きかけ力」、「実行力」に細分化されます。
「考え抜く力」は、「課題発見力」と「計画力」、それから新しい情報を自分なりに作っていく「創造力」に細分化されます。
「チームで働く力」の構成要素としては、情報の「発信力」、他者の意見を聞く「傾聴力」、いろいろな考え方の人とすりあわせができる「柔軟性」、いろいろな脈絡をつかむ「状況把握力」があります。
さらに皆に迷惑をかけないための「規律性」、そして何よりも大事になりつつある「ストレスコントロール力」などがあります。
さて、上の写真は、立ちかまどを作ったときの写真です。
この立ちかまどを作るときに、上記のいろいろな「力」をスカウトたちは使いまくったと思います♪
※画像を大きくしてぼかしています。(個人が特定できないように・・・です)